TEXTILE 004

ミライサシコ
- ■産地:尾州/京都
- ■主な用途:ジャケット
- ■素材混率:ウール76%、ポリエステル24%
- ■企画:タキヒヨー(1751LAB)
日本の伝統的な刺し子は、かつては貴重だった生地を補修しながら長く使おうとする生活の工夫として発達した技術であり文化です。補強や保温といった機能的な面だけでなく、糸目を重ねて模様を描き出すようになり、これがまた伝統柄として定着して、受け継がれているのも美しい軌跡だなと思います。そんな刺し子をモチーフに、新しいテキスタイルデザインに挑戦したのが今回の「ミライサシコ」。一般的に刺し子糸には太い綿糸が使われますが、あえてコシのあるグレーのポリエステルを使用(菱形模様になっている部分です)。そして、織り上がった生地にプリント加工を加えると、綿とポリエステルの染色性の違いから、地の綿だけが染まり、グレーの刺し子が少し浮き出る。ポリエステル独特の光沢も新鮮です。この生地でさらっと羽織れる上着が欲しい。
TEXTILE004のお買い求めはこちら
https://textilejapan.theshop.jp/items/37318416
LATEST
-
DIALOGUESPINNER × 向田邦子没後40年特別イベント「いま、風が吹いている」特別対談 第3回 廣川玉枝×前田エマ
2021.03.04
-
SERIES
連載:僕らはみんな、生きている!
僕は、これでいいのだで生きている!2021.03.07
-
DIALOGUESPINNER × 向田邦子没後40年特別イベント「いま、風が吹いている」特別対談 第2回 辰野しずか×前田エマ
2021.02.24
-
COLUMN不安と共存して「心地よい」を見つける旅
2021.02.21
-
DIALOGUESPINNER × 向田邦子没後40年特別イベント「いま、風が吹いている」特別対談 第1回 ミヤケマイ×前田エマ
2021.02.19
-
SERIES
連載:僕らはみんな、生きている!
私は、東京で生きている!2021.02.18